仕事中にデスクで「おにぎり」ってダメですか? 事務職ですが、昼食を食べてもお腹が空いてしまいます…「塩むすび」など、ニオイのないものなら大丈夫でしょうか?
昼食を食べたのに、どうしてもお腹が空いてしまう……といった経験は、誰しもが一度はあるのではないでしょうか。空腹が続くと集中力がなくなり作業効率が落ちてしまいますよね。おにぎりなどの軽食を食べたいけど、デスクで食べていいのか? 同僚に変に思われないか? と不安に思いなかなか食べられないでいる人も多いかもしれません。 本記事では、デスクでおにぎりを食べることは迷惑なのか、給与への影響や周りへの配慮ポイントなどを解説します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
デスクでおにぎりを食べるのはNG?
多くの会社では、就業規則に特に定めがない限り、デスクで軽食を取ることは禁止されていないでしょう。おにぎりは片手でも食べられる手軽さや、エネルギーを補給できる点から、空腹対策に適した食品といえるでしょう。 ただし、デスクで食事をする際は、周りの同僚への配慮が必要です。チョコレートや飴に比べ、おにぎりは匂いが気になる人もいるため、以下のようなポイントに気をつける必要があります。 ●匂いが少ないおにぎりにする ●できるだけ手短に食べる ●周囲の人が気にならないよう食べ方などに配慮する ●書類などを汚さないよう気を付ける 長時間の空腹は集中力の低下につながりますので、適度な間食は生産性の向上にもつながるでしょう。
がっつり食べていると仕事をしていないとして給与が支払われない?
おにぎりをさっと食べてすぐ仕事に戻るのであれば問題ありませんが、長時間にわたってデスクで本格的に食事をしているとなれば話は別です。 特に会社の就業規則でデスクでの飲食を禁止している場合は、場合によっては、減給などの懲戒処分の対象となることもあります。 ただし、会社は簡単に減給処分を下せるわけではありません。禁止されているデスクでの飲食を何度も注意された、完全に業務を放棄していて私的な時間である、などの事由が客観的に明らかでない場合は、懲戒処分を下される可能性は低いといえそうです。 単に短時間の間食をしただけでは、減給の理由とはなり得ないと考えられますが、デスクでの食事が就業規則で禁止されていないかについては確認しておきましょう。