ドジャース大谷への期待と負担増 9日から敵地で地区S2連戦
【サンディエゴ共同】米大リーグのプレーオフで大谷翔平と山本由伸のドジャースは、8日(日本時間9日)に敵地サンディエゴでパドレスとの地区シリーズ第3戦に臨む。本拠地で初戦に勝ち、ダルビッシュ有が先発した2戦目を落とした流れは、第2戦から3連敗で屈した2022年と同じ。苦い記憶があるチームは主軸が故障や不振に悩まされ、大谷への期待と負担が高まっている。 大谷は7日の練習でグラウンドに姿を見せず、室内で調整した。第1戦では3ランを含む2安打で勝利に貢献したが、第2戦は無安打に封じられ、チームも大敗。ロバーツ監督は「最高の選手たちがいいプレーをすることが必要だ」と上位打線の重要性を強調した。 ただ、フリーマンは右足首が悪化して第2戦を途中交代。ベッツもポストシーズンで22年から22打数連続無安打と元気がなく「考えないようにするのは不可能」と、苦しい胸の内を語った。 ライバル関係を強める両球団は第2戦でも観客を交え、試合が中断するほどヒートアップする。