“中2日の連戦” 徳島とドローで首位キープ V・長崎「負けなしクラブ記録を20に更新」《長崎》
サッカーJ2 V・ファーレン長崎は、先月29日、首位キープに向けてアウェーで徳島ヴォルティスと対戦しました。 中2日の連戦ながら前節と同じ先発メンバーで臨んだ好調のV・ファーレン。 前半29分、フリーキックの流れから笠柳のクロスにエジガルが頭で合わせ、J2得点ランキング単独トップの今シーズン14点目で先制。 前半を1対0で折り返します。 ところが後半に入って、守備のミスから相次ぎ2失点。後半開始わずか7分で逆転を許してしまいます。 負けられないV・ファーレンはその後、攻勢を強めますが相手の粘り強い守備に阻まれネットを揺らすことができません。 万事休すかと思われた試合終了間際の後半44分、ペナルティエリアのすぐ外でフリーキックを獲得すると、キッカーはマルコス。 土壇場で同点に追いつく値千金のゴール。2対2の引き分けに持ち込み、負けなしのクラブ記録を20に更新しました。
V・ファーレンは、2位の横浜、3位の清水との勝点差がわずかに1ながら、首位をキープしています。 (ゴールマルコス・ギリェルメ選手) 「勝ちたい気持ちはあったが、残念ながら引き分けで終わった。ただ自分たちがやっていることは間違っていないので、これを続けてやるしかない」 (下平 隆宏 監督) 「残念なミスはあったが、そこを全体でカバーできたことがポジティブ。次はホームでできるので、しっかり準備していきたい」 次節は6日、ホームでロアッソ熊本との九州ダービーに臨みます。