吉田正尚、復帰初安打 主戦右腕をマウンドから引きずり降ろし「吉田がノラをシャワールーム送りにした」と地元メディアが称賛
◇13日（日本時間14日） レッドソックス―フィリーズ（ボストン） レッドソックスの吉田正尚外野手（30）は、地元のフィリーズ戦に「5番・DH」でフル出場。左親指痛からの復帰2試合目で初安打をマークするなど5打数1安打、2三振だった。試合は快勝し、リーグ最高勝率・676（46勝22敗）の強豪を相手に3連戦を2勝1敗と勝ち越した。 4回の第3打席。相手先発は昨年のポストシーズンで5勝を挙げた主戦右腕ノラ。甘く入った139キロのチェンジアップをたたいた初速174キロの鋭い打球は、右前に抜けた。これが復帰2試合目で記念すべき初ヒット。4月28日以来、実に46日ぶりの快音だった。 ノラはここで降板したため、地元メディアの米ボストンストロングは「吉田がノラをシャワールーム送りにした」と伝えた。 また、地元放送局NESNは「ライナーの打球がライト前へ。吉田が素晴らしいヒットを放ちました。きょうのレッドソックスはメリーゴーラウンド状態。これがチーム11安打目です。吉田は負傷者リスト入りしていたから、しばらくぶりのナイスな1本となりました」とたたえた。（写真はAP）
中日スポーツ
