河辺愛菜、療養明けも底力の2位発進 「いい20歳のスタート」【フィギュア】
◇2日 フィギュアスケート西日本選手権第1日(愛知・日本ガイシアリーナ) 女子ショートプログラム(SP)は、10月31日に20歳になった河辺愛菜(中京大)が66.60点で2位発進した。 2本目のルッツ―トーループの連続3回転を着氷するなど会心の演技。終了直後にガッツポーズを見せ、「自信を持って滑り切れた。いい(20歳の)スタートになったかなと思う」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。 2週間前に肺炎を患ったが、今季前半は派遣がなかった国際大会への思いは強い。勝負どころの今大会は「ここ最近で一番緊張していた」というが、「今季はあまりいい演技ができていなかった中で、これが出せたのでホッとした」。オリンピアンの底力を見せ、逆転優勝を狙える好位置につけた。 三宅咲綺(21)=岡山理科大=が67.72点で首位に立ち、山下真瑚(21)=中京大=が64.99点の3位で続く。
中日スポーツ