来年還暦迎えるベテラン競輪選手が奮闘中 親子以上に歳の離れた後輩の活躍も刺激に「3分の1、年下ですよ(笑)」
佐世保競輪のモーニング「CTC杯(F2)」が28日に2日目を開催。2Rのチャレンジ一般戦を制した梶應弘樹(59歳・愛媛=57期)に話を聞いた。 59歳の大ベテランが奮闘している。この日はラモスレオー木谷凉の3番手。ラモスが風を切り最終4角を通過すると、3番手から猛然と伸びて突き抜けた。「自分の追い込む場所じゃなかったんだけど1着権利だったし踏ませてもらいました。初日に恥ずかしいレースをしてしまったし気持ちは入っていました」と初日に野上竜太に離れたミスを挽回し結果につなげた。 ハツラツとしたプレーを見るかぎりまだまだ健在だ。今節、特昇を目指す同県の後輩の船山真生と10月の西武園でワンツーを決めるなど若手の動きにも順応しており、とても来年、還暦を迎えるとは思えない。「船山なんて3分の1、年下ですよ(笑)。特昇して、もっと上がって早くS級で揉まれて欲しいね。こっちが2班に行っても、もう上を走っているだろうし。アイツは自分と同じ南予出身だから親近感があるんですよ」と親子以上に年齢の離れた後輩の活躍に目を細めつつ、大きな刺激を受けているようだ。 最終日の5R選抜は岡崎克政を目標に得た。「1番車はきついけど岡崎がいるだけでも!」とド先行タイプの岡崎に食い下がりシリーズ2勝目を目指す。(netkeirin特派員)