「この夏の感動のお礼」 大社高校の甲子園費用1000万円クラファン、1週間で目標達成
第106回全国高校野球選手権大会で、8強入りした大社(出雲市)。同校が甲子園出場にかかった費用を募るため行ったクラウドファンディング(CF)で、25日に目標の1千万円に達した。開始からわずか1週間で達成した。 【画像】歴史塗り替えた大社の夏 CFは準々決勝があった19日に開始。ほとんどの選手が地元出身の公立校ながら、次々と強豪を打ち破る姿がSNS(交流サイト)で話題となり、同校の卒業生たちがX(旧ツイッター)で寄付を呼びかけると、「この夏の感動のお礼」などとして全国の約2千人から寄付金が寄せられた。 寄付金は選手たちの宿泊費や、スタンドに詰めかけた応援団のバスの交通費に充てられる予定。黒崎孝治教頭は「勝ち進むたびに、応援の声が増えていった。県外の方からも多く支援をいただいてありがたい」と話した。
中国新聞社