都知事選告示、候補最多50人超 与野党対決軸に、都政評価が争点
任期満了に伴う7月7日投開票の東京都知事選が20日告示され、午後1時現在で3選を目指す無所属現職の小池百合子氏(71)、無所属新人で前参院議員の蓮舫氏(56)ら過去最多の51人が立候補を届け出た。小池都政2期8年の評価や少子高齢化、災害対策を主な争点に激しい選挙戦が展開されそうだ。 【写真】連合の事務局長、蓮舫氏を批判 「共産の公認候補のよう」
小池氏を自民、公明両党と地域政党「都民ファーストの会」が支援、国民民主党都連が支持し、蓮舫氏を立憲民主、共産、社民の各党が支援する方針で、事実上の与野党対決の構図が軸になる。結果は岸田文雄首相の政権運営に影響を与える。 他に立候補したのは無所属新人で前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)や元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)ら。 小池氏は都庁近くの事務所で支援者に「キーワードは『首都防衛』。都民の命、暮らしを守り、経済を発展させていく」と語った。蓮舫氏はJR中野駅前で「本物の行財政改革に取り組む。私がリーダーとなり、東京を変えたい」と訴えた。 政治団体「NHKから国民を守る党」などから20人以上が立候補した。