スズキが新型「ハスラー」発表! 丸目“軽ワゴン”何が変わった? 斬新「ブラック顔」も登場! どんな人が買う?
軽SUV!アクティブな「ハスラー」とはどんなクルマ?
スズキは2024年5月24日、軽乗用車「ハスラー」を一部仕様変更し、発売しました。 また、「ハスラータフワイルド」も新設定し、同日より発売をしています。 独特なデザインを特徴とするハスラーですが、どのようなユーザーが興味を示しているのでしょうか。 【画像】「えっ…!」これが新しい顔の「新型ハスラー」です!(42枚)
初代ハスラーは2014年1月に登場し、広い室内空間の軽ワゴンとSUVを融合させた全く新しいジャンルの軽クロスオーバーとして数多くのユーザーに親しまれてきました。 現行となる2代目ハスラーは2020年1月に登場し、「もっと遊べる!もっとワクワク!!もっとアクティブな軽クロスオーバー」というコンセプトのもと開発されています。 ひと目でハスラーとわかる個性的なデザインやアウトドアに向けた機能性やタフさが追求されました。 エクステリアでは、特徴的な丸顔ヘッドランプとスクエア基調のグリルを受け継ぎながら、フードが持ち上げられ、厚みのあるフロントフェイスとなっています。 また、立てたピラーとロングルーフによるスクエア型の大きなキャビンにより、力強さを感じさせます。 さらに、インテリアでも遊び心やタフさを演出。3連インパネガーニッシュや、インパネとドアトリムに車体色に対応した3色のカラーパネルが採用されています。 また、室内空間や荷室もさらに広く取られており、室内の快適性が向上しました。 そして、スズキの新世代プラットフォームである「HEARTECT(ハーテクト)」や新開発のCVTを採用。走行性能や燃費性能が向上し、静粛性や高い剛性を発揮しています。 ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mm、ホイールベース2460mmです。 グレードはベーシックな「G」と上級仕様の「X」をラインナップ。Xグレードではルーフレールやアルミホイール、インパネのメッキ/ピアノブラックパネルなどが装備されています。 それぞれでターボエンジンと自然吸気エンジン、FFと4WDが設定。 今回の一部改良では、LEDヘッドランプが全車標準装備、「スズキコネクト」が全車対応となったほか、各グレードで機能性の向上が図られています。また、新色も追加されました。 XではナノイーXが搭載フルオートエアコン、360°プレミアムUV&IRカットガラス、シートバックアッパーポケットなどが採用され、快適性が向上しています。 さらに、Xグレードにはデザインも改良。 エクステリアでは「HUSTLER」アルファベットエンブレムやメッキフォグランプガーニッシュ、メッキドアハンドルを採用。 インテリアでも、ダークグレーのレザー調&ファブリックシート表皮やブラックパールのインパネカラーガーニッシュなどが採用され、質感が向上しています。 Gグレードには、インテリアカラーに「オフブルー」「カーキベージュ」が追加されました。 また、両グレードともに新色設定もされており、トーンカラーの新たな組み合わせとして、「バーミリオンオレンジ ソフトベージュ2トーン」と「アクティブイエロー ガンメタリック2トーン」が追加。 モノトーンでは「ソフトベージュメタリック」が新たに設定され、全11パターンから選ぶことが可能となりました。 今回仕様変更により、新色の設定や機能性が向上したハスラーですが、ユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。 また、どのようなユーザーがハスラーに興味を示しているのでしょうか。 関東圏のスズキアリーナ担当者は次のように話します。 「新ハスラーについて、いくつか問い合わせがありました。 メーカーとしてはアウトドア需要を特に想定しているようですが、実際には『単純にデザインが好み』という声が極めて多く、それを主な理由にして検討されるお客様が多い印象です。 今回の新色についても好評で、豊富なカラーから自分好みのものを選択できる点もハスラーの人気に繋がっていると思います。 性別・世代問わずお問い合わせはありますが、『1人で乗るよりも家族・友人間の遊びで使いたい』という声が比較的多いです」