【POG】木幡巧&牧厩舎2騎がV 今後も師弟タッグに期待(美浦発)
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。 今週はマイルCSに出走する英国馬チャリンをチェックするため三木ホースランドパークまで足を運んできました。まだ検疫中だったので近づくことはできませんでしたが、非常に視界が開けて見やすかったですね。施設の中をじっくり見たわけではありませんが、その規模にはちょっと驚きましたね。また海外馬が来る時に行きたいと思います。ありがとうございました。ジャパンCに出走する外国馬3頭は東京競馬場に入りましたので、またどこかで見に行きたいと思っていますし、阪神JFに出走する米国馬メイデイレディは白井の競馬学校へ入ることが発表されました。また関西かと思っていましたので、関東で見ることができそうなのは何より。せっかくの機会なので、しっかり目に焼きつけたいと思います。 9日のオキザリス賞(ダート1400m)はプロミストジーン(牝、上原佑)がV。牝馬ながらダート2連勝は素晴らしいですね。これからの活躍もかなり楽しみです。 10日の福島2歳S(芝1200m)はポッドベイダー(牡)が勝利。こちらも上原佑厩舎ですね。開業2年目での活躍が目覚ましいですし、今後も多くの活躍馬を輩出しそうな期待の若手です。馬だけではなく、人の活躍にも期待したいところです。 10日の東京新馬戦では牧厩舎の2頭が勝ち上がりましたね。芝1600mはティラトーレ(牝)、ダート1300mはピコレッド(牡)がデビュー戦を勝利で飾りました。ともに所属の木幡巧也騎手ということで、師弟タッグでの連勝でした。今の時代、こういうつながりがかなり少なくなっていますが、継続して結果を出すのは大変なこと。今後も活躍してほしいです。 9日の東京芝1600mの新馬戦(牝馬限定戦)はルージュナリッシュ(牝、国枝)が逃げ切り勝ち。次走は未定です。9日の東京芝1800mの新馬戦はカザンラク(牡、嘉藤)が勝利しました。 新馬V時のゴール後になかなかブレーキが利かなかったガルダイア(牡、国枝)は、ベゴニア賞(24日・東京、芝1600m)をムーアで予定。デンクマール(牡、田中博)は、ひいらぎ賞(12月14日・中山、芝1600m)へ向けて近日に帰厩予定。初勝利には3戦を要しましたが、まだまだ活躍が期待できそうなカラマティアノス(牡、奥村武)は、こうやまき賞(12月1日・中京、芝1600m)へ向けて帰厩。アルテミスS4着のショウナンサムデイ(牝、奥村武)は葉牡丹賞(30日・中山、芝2000m)へ向かいます。(馬サブロー美浦支局・木村)