使用ボールにどんなマークしてる? ツアー会場で女子プロたちに見せてもらった
同伴競技者とボールが被ってしまったときに、自身のボールということを証明するのに、マークをいれている競技ゴルファーは多いだろう。そこで、9月13日~15日の日程で開催される「住友生命Vitality東海クラシック」の練習日に、タイトリストのボールを使用する女子プロに、どんな印をつけているのか聞いてみた! 全世界のツアーで上位を独占するタイトリストのボールだが、国内女子ツアーでもそのユーザーは多い。プロともなるとオンネームのボールを使うことも多いのだが、ことタイトリストのボールに限ってはオンネームはなし。ということで一体どんな印をつけているのか。タイトリストのボール使用選手3人に聞いてみた。 まずはモデルがリニューアルされても「プロV1x」を長く愛用する菊地絵理香から。ボールをグリーンのマーカーで塗りつぶし、「プロV1x」のプリントに沿って線を引いている。
「ボールは『プロV1x』しか選択肢にないですね。感触や弾道の高さ、アプローチのスピン量など他には替えられません。マークは誤球しないようにするためと、パットするときにターゲットに合わせフェースと垂直になるように合わせています」(菊地絵理香)
続いて「プロV1」ユーザーの三ヶ島かな。マーカーの色は3色を使い分けているそうだが、「Titleist」の上下に線を引き、ボールに☆で塗りつぶしている。パットの際にターゲットに合わせやすい「プロV1」のプリントはそのままだが、反対側の何もプリントされていない位置に印をつけている。
「私はターゲットに線を合わせない派なので、パターを打つときにはつけた印を見ながら打っています」(三ヶ島かな) パットの際にどこを見て打つか。そのためにマークを付けるとは「なるほど!」と思わせる印のつけ方を三ヶ島かなは教えてくれた。
藤田かれんは、ボールの横に赤のドットだけのシンプルなマーク。パットの際には「PRO V1」のプリントをターゲットに向けフェース面とのスクエア感を出しているという。 最もシンプルなマークではあるが、プリントされている「PRO V1」の両側にある線がターゲットに合わせやすくなっているので「線を引かなくてもターゲットに合わせやすい」と藤田かれん。
皆さんは、どんなマークをボールに描いているだろうか。 写真/中村修
みんゴルツアー担当