宮城・塩釜市魚市場が架空会社へ数千万円支払い 取引の流れ
khb東日本放送
宮城県の塩釜市魚市場を運営する会社が2020年からの3年間、マグロなどの販売代金の一部、計数千万円を架空の会社に支払っていたことが分かりました。税務署が、この取引の流れを把握していて調査を行っているということです。
港に漁船を誘致する際には、問屋が役割を担います。問屋が、魚市場側に魚の販売代金の一部を現金で取引してほしいと持ち掛けました。船会社側から依頼を受けた可能性もあります。 その際、現金は別の会社宛てで渡してほしいと依頼されましたが、その会社は架空の会社でした。 現金は最終的には船会社に渡り、船員などの飲食費や滞在費などに使われたとみられています。 架空の会社を通すなどの行為が脱税に当たる可能性があるとして、税務署が調査しているとみられます。
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