「おかやま地酒×駄菓子 AI味覚センサーペアリング」

　岡山地酒を駄菓子とともに味わってもらうイベント「おかやま地酒×駄菓子 AI味覚センサーペアリング」が現在、アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」（港区新橋1）のレストラン「ももてなし家」で開催されている。（新橋経済新聞） 【写真】「おかやま地酒×駄菓子 AI味覚センサーペアリング」の様子 　「秋あがり」「ひやおろし」が出回り日本酒の旬に当たる秋に、どこでも買える駄菓子とともに味わってもらうことで岡山地酒の魅力やおいしさを知ってもらう狙い。岡山地酒と駄菓子の組み合わせにはAI味覚センサー「レオ」を使った。 　イベントでは、岡山特産の酒米「雄町」を使った地酒を用意。おかやま観光特使で「?（きき）酒師」「酒匠」の安藤恵さんは「雄町は、岡山を代表する酒造好適米。コクがあり、甘み・苦み・酸味・うま味などのバランスが取れ落ち着いた熟成感のある味わいになる」と話す。 　提供するペアリングは、「御前酒 純米 美作（辻本店）×ブラックサンダー（有楽製菓）」、「大典白菊 純米大吟醸 雄町（白菊酒造）×ベビースターラーメン（おやつカンパニー）」、「燦然（さんぜん） 特別純米 雄町（菊池酒造）×ポテトフライ フライドチキン味（東豊製菓）」、「櫻室町 純米吟醸 備前幻（室町酒造）×ヤングドーナツ（宮田製菓）」、「独歩 雄町米ラガービール（宮下酒造）×うまい棒めんたい味（やおきん）」の5種類。 　価格は3種＝1,000円、4種＝1,200円、5種＝1,600円。「独歩 雄町米ラガービール」が入る場合は200円追加。熱かんにも対応する。 　AI味覚センサー「レオ」は、食品をセンサーが甘み・うま味・塩味・酸味・苦みを数値化。集まったデータから相性の良い組み合わせをはじき出し、地酒とのペアリングを提案する。開発したOISSY（港区）社長の鈴木隆一さんは「分析してみて、駄菓子との相性が良いことに驚いた。雄町を使った岡山地酒の丸みのあるふくよかな味が、駄菓子のとがった甘みや塩味と組み合わさることで、よりおいしさを感じやすくしてくれている。双方のおいしさを引き出せる組み合わせになっているので、ぜひ味わってもらいたい」と話す。 　開催時間は11時～21時30分。10月14日まで。