島根原発から金属片など「低レベル放射性廃棄物」約7トンを船で搬出(島根・松江市)
山陰中央テレビ
松江市の島根原子力発電所で、低レベル放射性廃棄物を搬出する作業が行われました。 11月12日に搬出されたのは、島根原発1号機と2号機から出た低レベル放射性廃棄物で、機器交換や点検などで発生した養生テープや金属片、プラスチック片などをモルタルで固め、処理したものです。 今回は200リットルのドラム缶800本分、約7トンが船に積み込まれ、12日午前11時前に埋設センターがある青森県六ケ所村に向けて出発しました。中国電力は当初、11月5日の搬出を予定していましたが、当日は波が高く、延期していました。 島根原発の敷地内には、9月末時点で200リットルのドラム缶、約3万9000本分に相当する、低レベル放射性廃棄物が残されています。
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