コクヨの壁掛けファイルで「あの書類どこだっけ…」と探すストレスがなくなった
ペーパーレスの時代になったとはいえ、まだまだ紙の資料を使うことも多い。 紙は意外とかさばるし、整理も面倒だ。 【全画像をみる】コクヨの壁掛けファイルで「あの書類どこだっけ…」と探すストレスがなくなった 私はいつも紙資料をA4ファイルに入れて、ボックスにまとめる方法で整理している。 同時進行で進めている仕事が増えると、ファイルの数が増え、ボックスの中から探すのがとても面倒だ。 またファイリングすら面倒な時は、紙資料を本棚の上に置いてしまうこともある。 資料をどこに置いたのか分からなくなり、慌てたのは一度や二度ではない。
書類の住所を決められるファイル
そんな悩みを解決してくれたのが、文房具メーカーのコクヨが発売する「さっと出し入れできる壁掛けポケット」だ。紙資料の整理のストレスを減らしてくれるファイルになっている。 A4サイズのポケットが付いており、書類を入れられるというシンプルな仕様。 いわばお馴染みのA4ファイルが縦に連なっているようなものだ。 用途ごとに収納するポケットを決めておけば、書類を探す手間もなくなる。 私は取引先別にポケットを分けることにした。 子どもがいる家庭では、保育園や学校から配布されるプリントなどを一旦入れておくのにも活用するのもよいかもしれない。 マグネットのフックで冷蔵庫にかけられるので、家族みんなの手の届きやすいところに置いて管理するのにも役立ちそうだ。
フックを掛ける場所は要確認
ファイルに付いているフックは大きめ。画鋲などでは壁にかけることは出来なそうなので、注意が必要だ。 私は無印良品の「壁に付けられる家具フック」を自室のデスク横の壁に取り付けて、設置してみた。 紙類は束になると意外と重量があるので、しっかりと支えてくれるフックを用意しておくと良いだろう。 ちなみにファイル自体の最大保持荷重は約2.5キロ。1つのファイルあたり500グラムまで入れられる計算。 フックの耐荷重も確認しておこう。
ファイルは横に入れても縦に入れてもOK
壁に設置して、実際に紙資料を入れてみた。 ポケットの深さは、A4のサイズの紙を入れると少しはみ出すくらい。 全部すっぽりと収まったほうが見た目は良いだろうが、これくらいの深さの方が取り出しやすいのだろう。 ファイルの口についているストッパーのようなもののおかげで、片手でもすっと取り出せるのは嬉しい。 多少の深さもあるので、縦向きに収納することもできる。 私は急ぎの案件の紙書類を縦向きに入れて、目立たせて保管しようと決めた。 どこに何を入れたかがわからなくなってしまうので、マスキングテープなどで取引先ごとにネーミングしておくと使い勝手が良い。 ちなみにラベルなどは付属していないので、自分で用意する必要がある。
整理には便利。ただし存在感が…
気になるポイントがあるとすれば、その大きさだろうか。 長さが1メートル弱、横幅もA4サイズと同等なので、そこそこの存在感がある。 隠すことが難しい大きさなので、インテリアにこだわりがある場合少し気になるかもしれない。 とはいえ、書類を探すストレスや整理する手間を省いてくれるのはありがたい。
市川みさき