飯沼愛&八木勇征、『南くんが恋人!?』クランクアップ 「南くん役が八木さんでよかった」
テレビ朝日系火曜ドラマ『南くんが恋人!?』がクランクアップを迎えた。 1987年に刊行された内田春菊の漫画『南くんの恋人』を、初の“男女逆転バージョン”で映像化する本作。原作漫画は、1994年に高橋由美子&武田真治、2004年には深田恭子&二宮和也と2度にわたって連続ドラマ化された。これまでの作品で15センチの手のひらサイズになってきたのは女子高生の“ちよみ”だったが、今作では“南くん”が手のひらサイズになって、ちよみの前に現れる。 【写真】クランクアップした飯沼愛&八木勇征(複数あり) 主人公・堀切ちよみを演じるのは、『VIVANT』(TBS系)、『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)などの飯沼愛。ちよみの恋人で、突然15cmの手のひらサイズになってしまう南くんこと南浩之を八木勇征(FANTASTICS)が演じる。 GP(ゴールデン・プライム)帯ドラマ初主演を見事務め上げた飯沼は、堀切家の家族を演じた木村佳乃、武田真治、加賀まりこ、さらにはチャコ役の室井滋、そして八木も見守る中での撮了に万感の思い。「あっという間だったような、長かったような……」とこの3カ月を振り返りつつ、「クランクインする前は不安もたくさんあったのですが、優しくて温かい皆さんのおかげで、毎日安心してお芝居させていただけました。ありがとうございました」と、キャスト、スタッフに感謝の言葉を述べた。 そして八木のほうへ顔を向けると、「南くん役が八木さんでよかったです」と少し声を震わせ、「たくさん、ありがとうございました!」と涙を浮かべながら笑顔を。最後は花束を掲げ、「また皆さんとご一緒できるように精進します!」と元気いっぱいに宣言した。 一方の八木は、グリーンバックの前でクランクアップ。駆けつけた飯沼から花束を受け取ると、「この作品では、スタッフの皆さんもたくさん苦労されたのではないかと思います」と共に作品を作り上げたスタッフに労いの言葉を。「この作品と向き合いながら、15センチになってしまったお芝居がうまくできるか心配だったのですが、皆さんが支えてくれたからこそやっているうちに自信もついてきました。感謝の気持ちでいっぱいです」と、率直な思いを吐露した。
リアルサウンド編集部