ポーズをとるＭｒｓ．ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥの（左から）藤澤涼架、大森元貴、若井滉斗

　大みそか放送の「第75回NHK紅白歌合戦」（午後7時20分）のリハーサルが29日、東京・渋谷の同局で行われ、2年連続での出場となる男性3人組ロックバンド「Mrs．GREEN APPLE」が取材会で意気込みを語った。 ◆紅白歌合戦、出場する歌手・曲目一覧・最新版【写真】 　リハーサル後の取材会でサービスたっぷりのフォトセッションに応じたミセス。年末らしく自前のはんてんを羽織って登場したボーカル・ギターの大森元貴（28）は「制作時だったり、自宅でもいつも着ている祖父から続いてるはんてんでして。こういう場は緊張しちゃうので、なるべくいつもの感じで来ようと思って」と明かし会場の爆笑をさらった。 　「今年は2年目ということで、気を引き締めて。昨年がすごく楽しかったので、今年も精いっぱい楽しみたい」と意気込み、「舞台袖ではいろんな有名な方を、目をキラキラさせながら拝見してたので、今年もそれを楽しみたい」。そして「同世代の方も出られるので、仲間が増えてきたような気がしてうれしい」と目を輝かせた。 　大みそかには2018年リリースの人気曲「青と夏」、日本レコード大賞優秀作品賞にも選出された今年4月リリースの大ヒット曲「ライラック」の2曲を「青と夏～ライラック　紅白SP」として歌い届ける。 　日本のバンド史上最年少でのスタジアムツアー開催や5カ月連続での楽曲リリースなど怒濤（どとう）の活躍を見せた一年を振り返った大森は「何が一番印象深かったかと聞かれると『もう全部です』って答えたくなるような濃密な一年を過ごさせていただいたと、年末になってひしひしと感じてます」と語り、デビュー10周年を迎える2025年についても「いつも応援してくださってる皆さま、JAM’S（ファンの呼称）のみんなに感謝を直接届けられる機会がたくさん増えるといいなと。感謝を伝える1年にしたいと思ってます」と笑顔を見せた。