大の里にふじりんごの鮮やかな化粧まわし 大ノ里の出身地青森県藤崎町が贈呈
大相撲の新大関・大の里(24=二所ノ関部屋)のしこ名の由来となった大ノ里の出身地、青森県藤崎町が化粧まわしを贈呈した。2日、福岡県西区の同部屋に藤崎町の平田博幸町長が訪れ、贈呈式が行われた。藤崎町発祥の「ふじ」りんごが描かれた鮮やかなデザインで大関も気に入った様子。九州場所(10日初日、福岡国際センター)に決意を新たにしていた。 藤崎町出身の大ノ里は大正から昭和初期にかけて活躍し「相撲の神様」と呼ばれた。名大関からしこ名をもらった大の里は今年8月に元大関・大ノ里の藤崎町を表敬訪問し、親族と初対面。大関昇進を約束し、秋場所後に実現させた。