川﨑皇輝

川﨑皇輝さんが初座長を務めます。 東京・シアタークリエで３月29日から上演されるミュージカル『町田くんの世界』の稽古の様子が公開され、主演の川﨑さん、長澤樹さん、湖月わたるさん、吉野圭吾さんらが登場しました。 【写真】川﨑皇輝、長澤樹らが“優しい世界”を表現 『町田くんの世界』は、安藤ゆきさんにより、 2015～2018年に別冊マーガレット（集英社刊）で連載された人気コミック。 “町田くん”こと町田一（まちだ・はじめ）は、物静かでメガネという一見、 秀才ふうのビジュアルなのに、成績は中の下。 アナログ人間で不器用、運動神経は見た目通りの町田くんが、 まわりのみんなを変え、みんなに愛されていく新感覚人間ドラマ。 決して目立つ存在ではないものの、誰に対しても優しく接し、 皆から愛されていることから、 “人たらし”と評される主人公に川﨑さんが扮します。 このたび、稽古の様子が報道陣に公開され、稽古後には川﨑さんらが本番への意気込みを語りました。

町田くんは優しさでまわりを包み込むキャラクター

まずは、川﨑さん、長澤さん、湖月さん、吉野さんから演じる役柄の説明が。 川﨑さんは「僕が演じる町田一は、全人類を皆、きょうだい、 家族と思っていて、本能のままにと言っていいのかわかりませんが、 優しさでまわりを包み込み、そして、温かく染めていくキャラクターです。 町田くんの、ある意味“人たらし”の部分にポイントをおいて演じられたら」とアピール。 町田くんの同級生・猪原奈々役の長澤さんは 「猪原さんは孤独を抱えていて、居場所のない女の子なのですが、 町田くんと出会って少しずつ惹かれていき、居場所を得ます。 人たらしな町田くんに悶々とする日々を送りますが、 そのあたりをぜひ観ていただけたら嬉しい」とコメント。 町田くんのお母さん・カズミ役の湖月さんは 「春の日差しのように明るく温かい女性」と役柄を紹介し、 「子どもが６人いる大家族なのですが、 夫が海外出張で長い間不在にしているので、長男の一とお母さんは特別な絆、 信頼関係で結ばれているのではないかと思っています。 そんな一が恋をして、成長していく姿を母としてしっかり見守り、 支え、背中を押してあげられたら」と“母親目線”で挨拶。 町田くんの隣人・ケンイチに扮する吉野さんは 「ケンイチは自分の夢を一生懸命叶えようとするのですが、 家庭が崩壊していき…」と発言したところで、 川﨑さんが「言葉にするとすごいですね」とケンイチの状況に苦笑い。 吉野さんも川﨑さんのツッコミにやや動揺しつつ、 「ヒトミちゃんという高校生の娘をもつ父親で、 また、ケンイチ以外にも僕はいくつかの役柄を演じます」と説明しました。