クルマの窓ガラス内側の曇り「水道水で拭く」のは逆効果⁉ 何で拭くのが正解? 効果的なやり方とは
精製水とは、蒸留やろ過などの方法を用いて水道水から不純物やミネラルを取り除き、純度を高めた水のこと。 また、純水器とは、水道水から簡単に精製水(純水)を作ることができる機器のこと。つまり、不純物が入っていない水で拭くのがよいということです。 ちなみに、精製水はドラッグストアなどで500mlのものが100円前後で販売されているため、手軽に入手できます。 さらに、窓ガラス内側を拭く雑巾について、前出の担当者は以下のように話します。 「雑巾は、プロは一番こだわっているポイントです。精製水や純水器を使っていても、ざらざらしたタオルや雑巾を使っているとうまく拭けません。反対に、ふわふわした素材だと毛羽立った糸が残ってしまいます。おすすめは、温泉のタオルのような毛羽立ちのできにくい素材のものです」 普通のタオルを使う場合は、何回も洗って使いまわしているものを使用するのがよいそうです。 このような毛羽立ちの少ないタオルを濡らして硬く絞ったもので拭いて、乾いたタオルでもう一度拭き上げるとキレイになります。 そして、コツは素早く拭くこと。水滴が残る前に素早く拭くことを意識すれば、水道水でも綺麗に拭くことができます。 必ずタオルは2枚用意して、濡れ拭きと乾拭きのそれぞれを両手に持って拭くようにしましょう。 また、日が当たっている状態ではすぐ乾燥してしまうため、プロでないと拭き残しができやすくなるそう。 そのため、曇りの日や日陰の場所のほうがガラスの表面が熱くなりにくく、洗車に向いていると言えます。 ※ ※ ※ このように、窓ガラス内側の曇りをスッキリさせるためには、押さえるべきポイントがあります。 とくにクルマ好きにとっては、窓ガラス内側の曇りは気になるかもしれません。 キレイに保つためには毛羽立ちの少ないタオルを使って、水道水ではなく精製水を使ってみてください。
VAGUE編集部