ゴマフアザラシの赤ちゃん誕生 白いフワフワ体毛姿は生後数週間限定
神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館に19日、ゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生し、母親のココと一緒にアザラシプールで公開されている。赤ちゃんは生後2～3週間限定のフワフワの白い体毛で覆われており、同館は「今だけの愛らしい姿をぜひみてほしい」としている。 【写真】4月19日に誕生したゴマフアザラシの赤ちゃん＝新江ノ島水族館提供 昨年8月に超音波で胎児が確認され、2004年の水族館リニューアル後、初のゴマフアザラシの赤ちゃん誕生になった。父親は同館のオガ。 赤ちゃんはメスで、体長79センチ、体重約7・5キロと親の10分の１ほど。自然界では流氷の上で出産し、子育てするため、その間、保護色の白い姿になるという。ココを呼んで高い声で「キュー」と鳴いたり、はうように動き回ったり、くりくりした黒い目で見つめたり、そのかわいさにスタッフもメロメロだという。 23日のみ特別休館。（足立朋子）
朝日新聞社
