お守りを手にサポートを誓う横田マネジャー＝高岡市内

　第96回選抜高校野球大会（3月18日開幕、甲子園球場）に出場する航空石川でマネジャーを務める横田彩弥さん（16）=高岡西部中出身=は、山梨の系列校で練習に励む選手のサポートへ意欲を燃やしている。2月2日に手作りしたお守りを携えて出発する予定で、「練習の補助だけでなく、相談に乗ったりして気持ちの面でも応援したい」と笑顔を見せた。 　センバツ出場が決まった26日、横田さんは高岡市の自宅で山梨にいるメンバーと中継をつないで発表を見守った。出場が決まると、ほっと胸をなで下ろした。帰省期間中にはフェルトで直径約6センチのお守りを一つ一つ手作りし、「ヒーローになってほしい」との思いを込めた。 　ともに高岡商野球部OBである父の和之さん（45）と兄の大輝さん（22）の影響で幼少期から野球は身近な存在だったとし、「選手と同じように、甲子園に行くという目標をもって入部した。皆が頑張れるような支援をしたい」と話した。