大わらじのひょうたん様が登場 およそ800年続く奇祭 豊後大野市千歳町でひょうたん祭り 大分
豊後大野市千歳町で巨大なわらじを履いた「ひょうたん様」が住民や見物客にお酒をふるまうひょうたん祭りが行われました。 豊後大野市千歳町で800年以上続く「ひょうたん祭り」。長さ1メートル、重さ16キロの巨大なわらじを履き、真っ赤な装束に身を包んだひょうたん様が地域を練り歩くこの祭りは、県内の奇祭のひとつと言われています。1日は地区の神社を出発したひょうたん様が沿道に集まった住民や見物客に無病息災や家内安全を願って酒をふるまいました。 (見物客)「わらじが大きいのがすごいと思いました」「(こうした)伝統行事がずっと昔から続いていると思うとびっくりします」 青空のもと山里で行われた穏やかな祭りに、訪れた人は来る年の幸せを願い、笑顔を見せていました。
大分放送