【MLB】ブリュワーズ5連勝 今季最多の貯金20 地区2位のカージナルスと11ゲーム差の独走態勢に
【ガーディアンズ0-2ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間8月19日、ナ・リーグ中地区の首位を快走するブリュワーズは本拠地アメリカンファミリー・フィールドでのガーディアンズ3連戦の最終戦を迎え、相手打線を2安打に封じて2対0で完封勝利。ア・リーグ中地区首位のガーディアンズとの3連戦をスイープし、連勝を5に伸ばした。ブリュワーズ先発のコリン・レイは7回2安打無失点の好投で11勝目(4敗)を挙げ、3番手のジャレッド・ケイニッグがメジャー初セーブを記録。ガーディアンズ先発のベン・ライブリーは6回5安打2失点で8敗目(10勝)を喫した。 【動画】ブリュワーズのウィリー・アダメスが先制タイムリーを放つ ブリュワーズは初回先頭のブライス・トゥラングが三塁打を放ってチャンスメイクすると、二死後にウィリー・アダメスのタイムリーで先制。2回裏は一死2・3塁のチャンスを作り、エリック・ハースの内野ゴロの間に追加点を奪った。先発のレイは6回表二死までガーディアンズ打線を無安打に封じるなど、7回2安打無失点の好投を披露。2番手のブライアン・ハドソンと3番手のケイニッグも得点を与えず、3投手による完封リレーで3連戦のスイープを完遂した。 ブリュワーズはこれで貯金が今季最多となる20の大台に到達。7月は11勝13敗と苦しんだものの、8月に入って11勝5敗と再び勢いに乗っており、2位カージナルスとのゲーム差は今季最大の11まで広がった。リーグ最高勝率争いでも1位のフィリーズと1ゲーム差、2位のドジャースと0.5ゲーム差の位置につけており、ワイルドカード・シリーズが免除されるトップ2入りも夢ではない。敗れたガーディアンズのスティーブン・ボート監督は「打てるボールがほとんどなかった。彼は1つも失投をしなかった」とレイの好投にお手上げの様子だった。