アストンマーティンAMR24、発表直後にシルバーストンを走行。オーナーも見守る中、ストロールが乗り込みコースイン!
アストンマーティンF1は、ニューマシンAMR24を発表直後にシェイクダウン。ランス・ストロールがステアリングを握り、シルバーストン・サーキットを走った。 【ギャラリー】アストンマーティンAMR24発表! 直後にシルバーストンを走行 ピレリのフルウエットタイヤを履いたAMR24は、チームオーナーのローレンス・ストロールも見守る中ピットアウトしていった。 直前に公開されたレンダリングの通り、インテークの下側が前方に大きく延びた形状となった、過激なサイドポンツーンが目を引く。 またノーズは、昨年のAMR23ではフロントウイングのメインプレーンまで接続されていたが、AMR24はこれが短くなっており、メインプレーンは独立して存在。3枚のフラップのみがノーズに接続される格好になったのが確認できる。テクニカルディレクターのダン・ファロウズが「ノーズとフロントウイングがまったく違う」と語っていたが、それがまさにこの部分であろう。 ロールフープ部分のインテークも、下端の丸みが強調される形状に変更されているようだ。 リヤサスペンションのレイアウトに関しては、AMR23ではプルロッドを使っていたが、チームの発表によればプッシュロッドに変更されているという。しかしながら実際に走ったAMR24は、プルロッドのままであるように見えるほど、アッパーアームに大きな角度がつけられているように見える。 このリヤサスペンションはメルセデス製であるため、メルセデスも同様のレイアウトとなるはず。非常に攻めたデザインにしてきたと言えそうだ。
田中健一