ロングヘアでドライヤーに10分かかります。節約のため毎日の使用をやめたら電気代はどれくらい安くなりますか?
入浴後に髪の毛を乾かす際、ドライヤーを使用される方が多いかと思います。髪の毛をしっかり乾かすとなると、電気代がどれほどかかっているのか気になる方もいらっしゃるかもしれません。 なるべくなら電気代を節約したいところです。この記事では、ドライヤーを使用した場合の電気代から、やめた場合に浮く費用をご紹介します。
ドライヤーの消費電力
ドライヤーの種類により異なりますが、家庭用のドライヤーの消費電力は一般的に1200ワットの商品が多いようです。そこで今回は、1200ワットのドライヤーを使用したと仮定し検証します。
ドライヤーを10分間、1ヶ月使用した場合の電気代
今回は髪の長い女性がドライヤーを10分間、1ヶ月間使用した場合の電気代を計算します。電気代を計算する際は下記の式を用いました。 ・消費電力量(ワット)÷1000×使用時間(アワー)×電気単価 全国家庭電気製品公正取引協議会によると、現在の電力量料金目安単価は31円/キロワットアワーですので、上の式にあてはめます。 ・1200ワット÷1000×(10分÷60分)×31円=約6円 1日当たり約6円ですので、1ヶ月の電気代は約180円です。1年で換算をすると、約2190円です。
髪の自然乾燥によるデメリット
自然乾燥をする場合は、前述の電気代がかからないこと以外のメリットはほとんどなく、デメリットの方が多いといわれています。髪の自然乾燥によるデメリットは5つほど挙げられます。 ・髪や頭皮が乾燥しやすい。 ・菌の繁殖による臭いやかゆみなどのトラブルを招く。 ・頭皮の血行が悪化しやすい。 ・寝癖がつきやすい。 ・風邪をひきやすくなる。 このように、頭皮のトラブルを引き起こしたり、風邪をひいたりするなどの健康面にも影響があるので、自然乾燥は避けてドライヤーを使用した方がよいといえるでしょう。
ドライヤーの電気代を節約する方法
健康面に悪影響があるとはいえ、なるべく電気代を節約したいところです。タオルを用いてドライヤーの前に余分な水分を乾かすことで、時間短縮できる可能性があります。 ほかにもドライヤーの時間を短縮できる方法があります。以下の方法も参考にしてみてください。 ・ヘアドライ手袋を使用する。 ・頭にタオルをかぶってドライヤーで乾かす。 ・湿度の低い所で乾かす。 ・冷風モードを活用する。 ・髪の根元から乾かす。