プリン消費額が日本一の埼玉で開催 『プリン博覧会』に全国50種類以上集結
日本各地のプリンを集めたご当地プリンフェス『プリン博覧会 2023』が、17日から26日まで埼玉県越谷市のイオンレイクタウンで開催されています。来場した人や、昨今のプリンの傾向を取材しました。 「プリンの消費額日本一」といわれる埼玉県で開催されている今回のプリン博覧会 。イベントには、全国各地から集まった50種類以上のお取り寄せプリンや、今回の会場でしか味わえないプリンも。たとえば、奈良県の『名代いちご大福・吉家』は、名物のいちご大福とプリンを合体させ、白あんベースのプリンあんと自家製のカラメル仕立てのわらび餅がいちごを包んでいます。
また、千葉県の『ショコラティエ ろまん亭』は、小さなバケツ型カップにまるで水が入っているかのような見た目の『放課後プリン』や、大きなハチミツのツボのような入れ物にバターキャラメルプリンが入った『プライムポットプリン』など、見た目も楽しめるプリンを提供。
■昨今のプリンの傾向「それぞれの分野でレベルアップ」
『プリンフェス』をプロデュースしている、ご当地グルメ研究家の松本学さんは、昨今のプリンの傾向について、「昔は選ぶことができないくらい少数だったが、多種多様なプリンが増えてきている中で、それぞれのお客様が、固いプリン、柔らかいプリン、甘め、卵強め、牛乳強めという形で好みが分かれてきているので、それぞれの分野で非常にレベルアップしています」と、プリンが多様化していると分析しました。 また、プリン消費額日本一の埼玉で開催してみて、「まず購入個数がとにかく多いんですよ。やはりプリンが大好きなんだなと。それも、同じものではなくて色々な種類のものを購入されているので、埼玉の皆さん、さすが消費額日本一だなと感じました」と、コメントしています。
■来場者はそれぞれの好みのプリンを堪能
イベント初日は、平日にもかかわらず多くの人が足を運び、14時ごろには完売する商品も見られるほどのにぎわいとなっていました。来場者に話を聞くと、以前別の会場で開催されていたプリンフェスに訪れたことがあるという20代の人は「甘ったるいなめらか系よりかは、固めの苦めのが好きです。卵が濃い感じ」と、コメント。また、SNSでイベントを知り訪れたという20代の人は「デザインが面白かったのを買った」と、見た目がインパクトのあるプリンを多数購入しており、来場者それぞれの好みのプリンを楽しんでいました。 また、購入したプリンを多数並べて写真を撮っていた40代の人は、「固すぎずトロトロすぎない、ほどよくスプーンに乗ってくれるプリンが好きです。(会場に)たくさんプリンがあって、幸せです」と、笑顔でプリン愛を語っていました。