【広島好き】カープ、ストーブリーグに突入。新外国人選手1人と、FA1人と戦力外3人
日本シリーズが終わり、プロ野球は本格的にストーブリーグに突入してきましたが、カープにも大きな動きがありました。
まずは今季、シャイナー、レイノルズの2人の野手が全く機能しなかった新外国人として、MLBロッキーズのエレフリス・モンテロ内野手の獲得が決まりました。
26歳のモンテロはMLB通算21本塁打、マイナーでは通算106本塁打をマークしている右打ちの長距離砲で、今季はロッキーズで67試合に出場して打率.205、4本塁打、28打点、同傘下の3Aアルバカーキでは65試合で、打率.309、16本塁打、52打点を記録しています。
ドミニカ共和国出身のモンテロは、2014年のアマチュアFAでカージナルスと契約し、5年間マイナーでプレーした後、新型コロナウイルス明けの2021年にトレードでロッキーズに移籍。同年に2A、3Aの2チーム合計で打率.282、28本塁打、86打点を記録し、翌年に初めてメジャー昇格を果たしています。
MLBでは1年目から53試合出場で6本塁打を放ち、2023年は85試合で11本塁打と数字を上げていますが、307打席で111三振と粗さも露呈しています。守備は一塁と三塁を守り、MLB通算では一塁で125試合、三塁で35試合に出場となっています。
ちなみに今季途中に巨人に加入したモンテスも今季途中までアルバカーキに所属しており、ポジションも被っていますが、ちょうどモンテロがメジャーから3Aに降格した7月にモンテスの日本移籍が決まっており、入れ替わりのような形になっています。
モンテスの昨季3A成績は64試合で打率.335、9本塁打、47打点と、モンテロと同じような成績で、数字上で言えば巨人での成績(46試合、打率.271、1本塁打、14打点)が、ひとつの物差しになるかもしれません。
来る人があれば去る人もあり。権利行使の申請期間が終了したFA(フリーエージェント)では、九里亜蓮がMLB移籍も視野に入れた海外FA権を行使することを表明しました。