「服務指導に熱心になるあまり暴行を加えてしまった」部下の隊員を殴った50代の陸上自衛官が懲戒免職に【長崎】
陸上自衛隊・相浦駐屯地所属の50代の男性陸曹が、部下の隊員に暴行を加え、全治1週間のけがをさせたなどとして、懲戒免職の処分を受けました。処分を受けたのは、相浦駐屯地に拠点を置く第2水陸機動連隊の50代の男性陸曹です。 相浦駐屯地によりますと、男性陸曹は2020年3月と6月、部下の男性隊員に対し複数回殴るなどの暴行を加え、全治約1週間のケガをさせたほか、2021年の10月にも、同じ隊員を複数回殴る暴行を加えていたことが陸上自衛隊の調査で分かりました。 男性陸曹は「服務指導に熱心になるあまり暴行を加えてしまった。深く反省している」などと話したということで、陸上自衛隊は、今月13日付でこの男性陸曹を懲戒免職の処分としました 第2水陸機動連隊長の辻一 一等陸佐は「国民を守るべき自衛官がこのような事案を犯し、誠に遺憾。今後このような事案が発生しないよう、隊員に対する指導、教育を徹底する」とコメントしています。
長崎放送