【RISE】白鳥大珠、GLORY世界王者ペットパノムルンに及ばず1回戦で敗退
ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2024 FINAL ~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~ 2024年12月21日(土)千葉・幕張メッセ イベントホール 【写真】顔面へ蹴りを放つ白鳥 ▼第6試合 GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 1回戦第1試合 ×白鳥大珠(TEAM TEPPEN)/RISE推薦 判定0-3 ※28-29、28-30、27-30 〇ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)/GLORY推薦 ※ペットパノムルンが準決勝へ進出。 白鳥はキックボクシングからボクシングに転向し、8勝(5KO)3敗の戦績を残してキックボクシングにカムバック。2019年2月に第5代RISEライト級王者に輝くと、3月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament」で優勝。2021年6月の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」では皇治らを破って優勝。2023年は3月にK-1との対抗戦で佐々木大蔵に勝利、6月のフランス遠征は無効試合、12月にザカリア・ゾウガリーをKOしたが、2024年3月はイ・ソンヒョンに判定負け。6月にペトル・モラリから勝利をもぎ取り、9月にファーパヤップを初回KO。戦績は30勝(12KO)10敗1分1無効試合。 ペッチことペットパノムルンはサウスポーで、2011年にプロムエタイ協会バンタム級王者、2013年にスーパーフェザー級王者となって2階級制覇。2015年にはトーナメント戦の『トヨタ・ムエマラソン』-64kg級で優勝、2016年にWMC世界ライト級王者となった。セクサン、サムエー、ペットモラコット、チャムアックトーンらスター選手としのぎを削って勝利を収め、2016年8月からはGLORYに参戦。2018年9月に ロビン・ファン・ロスマレンに挑戦し、判定勝ちでGLORY世界フェザー級王座を奪取した。 2018年にはGLORYの“ノックアウト・オブ・ザ・イヤー”に輝く。2021年11月にRISEに初来日を果たして原口健飛に勝利すると、2022年8月の原口との再戦を制してRISE世界スーパーライト級(-65kg)初代王者との二冠王となったが、2023年12月の初防衛戦でチャド・コリンズに敗れてRISE王座は失った。7月に原口との3度目の対決も制して8度目の防衛に成功。戦績は171勝(27KO)40敗3分。 1R、ペットパノムルンの左ローに白鳥は左右ボディからアッパー、ペットパノムルンは左ローを蹴って前へ出ていくと左フック、そして組むと白鳥の右太ももに左ヒザを必ず入れる。白鳥は右ボディを入れるが、ペットパノムルンの左ローをもらう。ペットパノムルンは右インローも蹴る。白鳥がジャンプしたところペットパノムルンが前蹴りで撃墜したが、こらがローブローに。 2R、左ローを徹底的に蹴るペットパノムルン。白鳥はジャブを打つがペットパノムルンがどんどん左ローを蹴る。さらに右ミドル、組むと太ももにヒザ。白鳥がジャブを出したところへペットパノムルンもジャブを出して前へ出たところでバッティングに。白鳥は鼻血を出す。再開後、白鳥がジャブ、前蹴りを出すとペットパノムルンは必ず左ローを蹴り返す。踏ん張りがきかないのか転倒を繰り返す白鳥。コンビネーションパンチを繰り出す白鳥だが、ペットパノムルンのブロックは固い。 3R、白鳥は右フック、右アッパーからの左フックに行くがペットパノムルンのブロックは崩れず。逆にジャブを当て、前蹴りで離し、左ローを蹴る。そして組むと白鳥の頭を下げさせてのヒザ。白鳥のワンツーはペットパノムルンの両腕ブロックを叩くのみ。ペットパノムルンの前蹴りにもんどりうって倒れる白鳥。ペットパノムルンの完封という印象。 判定は3-0でペットパノムルンが勝利。白鳥はペットパノムルンの牙城を崩すことが出来なかった。
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