MLB=大谷がナ・リーグMVP最終候補に、今永は新人王選外
[11日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は11日、今季のリーグMVP(最優秀選手)や新人王などの最終候補を発表し、ナ・リーグMVP部門で大谷翔平選手(ドジャース)が名を連ねた。 大谷は今季、MLB史上初となる「50本塁打・50盗塁」を達成。54本塁打と130打点でリーグ2冠となったほか、打率3割1分、59盗塁を記録した。出塁率(3割9分)と長打率(6割4分6厘)もリーグトップだった。 大谷のほか、フランシスコ・リンドア内野手(メッツ)とケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)がファイナリストに残った。最終結果は21日に発表される予定。 ナ・リーグ新人王部門では、今季15勝3敗、防御率2.91の活躍を見せた今永昇太投手(カブス)がファイナリストに残れず。サイ・ヤング(最優秀投手)賞部門にも名を連ねたポール・スキーンズ投手(パイレーツ)らが最終候補となった。 ワールドシリーズ制覇を達成したドジャースのデーブ・ロバーツ監督もナ・リーグ最優秀監督のファイナリストには入らなかった。 ア・リーグのMVP最終候補には、58本塁打と144打点で2冠を制したアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)を始め、チームメートのフアン・ソト外野手、首位打者のボビー・ウィット・ジュニア内野手(ロイヤルズ)が名を連ねた。