来場を呼びかける「THE COFFEE’S実行委員会」代表の齋藤友希さん

　コーヒーイベント「THE COFFEE’S（ザ・コーヒーズ） Chapter3～風韻（ふういん）～」が11月16日・17日の2日間、福島県立美術館（福島市森合西養山）の芝生広場で開催される。THE COFFEE’S実行委員会と「ポップ・アート」福島展実行委員会の共催。（福島経済新聞） 　今回で4回目となる同イベント。開催のきっかけについて、実行委員会代表の齋藤友希さんは「今まで、『福島のコーヒーカルチャーと飯坂町を盛り上げたい』という思いでイベントを開いてきた。3回イベントを開いてきて、少しずつ世間にイベントのことが伝わり、広まり始めたと感じている。今後、イベントをさらに広めていきたいと考えている時に、『ポップ・アート』福島展実行委員の方に県立美術館でイベントをやらないかと声がけを頂き、開催に踏み切った」と振り返る。「駅前再開発で駅前が寂しくなっている今、駅前を周遊するきっかけにもなれば」とも。 　当日は県内外のコーヒー店17店がコーヒーを提供するほか、県内外の飲食店が出店しフードやドリンクの販売、アパレル・雑貨店による物販もあり、合わせて約40店が集結する。他にも、街を周遊してもらう試みとして、福島県のウェブマガジン「YOUNiiiiQ（ユニーク）」が発刊する「いま、歩いてほしいまち森合」を販売するほか、松尾山「東光寺」（福島市森合町）でイベント「ザ・ベスト店」を同時開催。「福島の人は、街を周遊するという習慣があまりない気がする。今回のイベントで街を周遊する楽しさを知ってもらえたら」と齋藤さん。 　「『風韻』とは『趣があること、風趣』。ザ・コーヒーズというイベントが街に広まり始めたので、次は街に浸透・定着させたい。コーヒーのイベントだが、世代とジャンルが飛び交うイベントなので、どんな人にでも来てほしい」と齋藤さんは呼びかける。 　開催時間は9時～16時。入場無料。当日使える、4杯分のコーヒーテイスティングチケット（1,000円）、オリジナルデミカップ付き（2,200円）を数量限定で、出店するコーヒー店で前売りしている。