桑原征平アナ急性心筋梗塞で入院 ラジオ生放送で電話報告
14日手術も「来週はなんとか出たいと思う」と意欲
元関西テレビアナウンサーで「征平さん」の愛称で知られるフリーの桑原征平アナウンサー(72)が急性心筋梗塞のため入院していることが18日、ABCラジオの番組「桑原征平 粋も甘いも」で発表された。征平アナは電話出演し近況を報告。「今週は土曜もお休みしますけど、来週はなんとか出たいと思う」といつもの「征平節」でリスナーに元気さをPRした。同番組は同日はアシスタントの小川恵理子が進行を務め、同局の中邨雄二アナウンサーが代役を務めている。
ドクターカーで搬送 医者から「急性心筋梗塞です」
征平アナの話をまとめると、自身の誕生日だった14日のラジオ生放送終了後に、通っているスポーツクラブのプールで泳いだ後、心臓がキュッとする異変に気づいたという。 しかし、少し休んでサウナや水風呂に入るなどし、車で帰宅すると、全身に汗をかいていることに気づき、すぐに119番通報。ドクターカーが来て、乗っていた心臓の専門医に「心筋梗塞です」と言われ、病院到着後に手術を行ったという。 その後、心臓に血栓があることがわかり治療。17日に集中治療室を出て一般病棟に移ったことを明かした。征平アナは「3分の2は血流が通っていた」「これは発症1時間以内の特徴だった。これが時間がたつと大変なことに。処置が早かった」などと話し、リスナーに向けて「体調がおかしくなったら休んで治るはアカン。即、救急車を呼んで」などと呼びかけた。
プロデュースしている弁当が心配
征平アナは現在、同番組プロデュースの弁当「粋甘食堂」が販売中であることに触れ「弁当が佳境に入ってるところで放送でいえないのは心配」と話した。すると代役の中邨アナが「(私は)かつて『ショッピング番組にこの人あり』と言われてました。うずうずするでしょうけど ご無理なさらず」とフォローした。 最後に「今週は土曜(征平・吉弥の土曜も全開!!)も休みますけど、来週はなんとか出たいと思う」などと話し、リスナーに元気な声を聴かせていた。 また、THE PAGE大阪の電話取材にも応じ「72歳は72歳、歳はバカにしたらあきません、過信したらあきませんね。来週には復帰できればと思います」と希望を話していたが、最後には「弁当もよろしくおねがいします」と明るいいつもの「征平節」で締めくくっていた。 ■桑原征平(くわばら・しょうへい)1944年5月14日、京都府生まれ。1969年から関西テレビのアナウンサーとして活躍し「ハイ!土曜日です」「土曜大好き!830」などに出演。番組内のコーナー「征平の挑戦」で国内外で様々な体当たりレポートを繰り返した。1985年から2年間は「おはよう!ナイスデイ」の司会を務め「めざましテレビ」などにも出演した。2004年に同局を定年退職し、現在はABC朝日放送ラジオ「桑原征平粋も甘いも」に出演中。2014年まで大阪芸術大学で教授も務めた。