佐倉綾音、三澤紗千香、加藤英美里、日笠陽子、金元寿子による朗読劇も!バンドリ!ユニット「Afterglow」による4年ぶりの単独トークイベントを振り返る
アニメ、ゲーム、コミック、声優によるリアルライブなど、さまざまなメディアミックスを展開する次世代ガールズバンドプロジェクトBanG Dream!(バンドリ!)」。同プロジェクトから派生した声優ユニット「Afterglow」によるトークイベント「Afterglow『After School Event 夕景の一頁』」が2024年4月6日、東京・お台場のZepp Haneda(TOKYO)にて開催された。 【写真を見る】佐倉綾音、三澤紗千香、加藤英美里、日笠陽子、金元寿子が登壇 2020年2月に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された「Afterglowスペシャルイベント いつも通りの放課後デイズ」以来、約4年ぶりにAfterglow単独でのトークイベントとなった今回。美竹蘭役の佐倉綾音、青葉モカ役の三澤紗千香、上原ひまり役の加藤英美里、宇田川巴役の日笠陽子、羽沢つぐみ役の金元寿子が登壇。この5人で集まるのは久しぶりということで、メンバーも会場を埋め尽くす観客同様、ワクワクが隠せない様子。オープニングから日笠による観客いじりが爆発するなど、客席を巻き込みながらの和気あいあいとしたトークが展開した。 本編の皮切りは「Afterglow放課後トーク」と称されたコーナー。最初のテーマは「前回のイベント(4年前)から変わったこと」ということで、加藤や佐倉が自身の年齢についてコメントし、2017年から始まったAfterglowの活動が長きに渡っていることをしみじみと感じていた様子だった。さらに、「ミニアルバムについて」というテーマでは、同イベント前に発売されたばかりの「忘れらんない日々のこと」について、声優陣がそれぞれ思いを語る。なかでも1曲目を飾る、音楽・小説・脚本などを手掛けるマルチクリエイター・じんが提供した「燦々」の話題では、佐倉が楽曲への愛を叫ぶ場面も。そして、じんがAfterglowの大ファンというエピソードも明かされた。 続いてのコーナーは、美竹蘭という設定でステージ上に用意されたマネキン4体に「蘭にかわいい服を着させよう!」というテーマで、三澤、加藤、日笠、金元が蘭の魅力を引き出すファッションをコーディネート。それを蘭役の佐倉が判定するという「Afterglow放課後ショッピング」がスタート。プライベートでも洗練されたファッションセンスを誇る佐倉が、用意された服で遊んでいる中、金元が「どっちがいいかな?」と客席にサポートを求めるなど、4人は頭を悩ませながらアイテムをセレクト。スポーティーからエレガントまで、多彩なコーディネートが完成するが、判定に困った佐倉は、ステージ上にいたカメラマンにアドバイスを求める場面も。結果、客席の意見も反映した金元による、フェミニンな花柄の半袖ブラウスと夕焼けを思わせるカラーのワイドパンツというスタイルが選ばれた。 そして、イベントの後半では、書き下ろしシナリオによる「Afterglow放課後朗読劇」も。ある日の放課後、バンド練習をしようとしていた5人だったが、予約していたスタジオが雨漏りのため、急に使えなくなってしまう。久々に全員で放課後を過ごすことになった5人は喫茶店へ行き、そこで女子高生らしい会話が展開。そして、観客に赤いペンライトの点灯を呼び掛け、会場一体となって夕焼けを表現するという観客参加型の演出も用意されていた。 夜公演の2部では、1部から衣装替えしたキャスト陣が、本イベントのTシャツを取り入れたスタイルで登場。1部に負けずとも劣らない観客いじりで場内を温めたキャスト陣は、トークコーナーでもさまざまな裏話で客席を楽しませる。そして「Afterglow放課後スポーツ対決」では、バスケットボールのフリースローや卓球でキャスト陣が激突した。朗読劇では、1部で語られた物語の続きが展開。日笠のアドリブをきっかけとした食レポなどのアドリブも飛び出し、キャストも観客も爆笑する場面も。もちろん、夜の部も観客が作り出す夕焼けがストーリーを盛り上げ、2部に渡るイベントは大盛況のうちに幕を閉じた。 取材・文=中村実香
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