照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)監督が、独自の死生観と笑いを交えて描く愛おしくて切ないヒューマンドラマ 映画『かなさんどー』
ガレッジセール・ゴリとしても活動する照屋年之監督の6年ぶりの最新作、映画『かなさんどー』。この度、本作の公開日が発表され、あわせて予告映像とポスタービジュアル、場面写真が公開された。 本作は、モスクワ国際映画祭など各国の映画祭に出品され、日本映画監督協会新人賞を受賞した『洗骨』の照屋年之監督が、自身のオリジナルストーリーを長編映画化するヒューマンドラマ。タイトルの“かなさんどー”とは、沖縄の方言で“愛おしい”を意味する。 主人公・美花を演じるのは、沖縄出身で、連続テレビ小説「ちむどんどん」、大河ドラマ「光る君へ」などに出演し、若手女優として目覚ましい活躍を見せている松田るか。さらに母・町子役を堀内敬子、父・悟を浅野忠信が演じる。 この度公開された予告映像では、松田るか演じる娘・美花が7年ぶりに故郷・沖縄県伊江島に帰るシーンからはじまる。母・町子はすでに亡くなっており、父の悟は認知症で余命が危ぶまれている。母が亡くなる間際に助けを求めてかけた電話を取らなかった父親を許せず、それ以後は父に対して固く心を閉ざしてしまった美花。だが、ある時、母が遺した日記を見つけ、父と母だけが知る“愛おしい秘密”を知る。ミステリアスな冒頭から一転し「お父さんの前では綺麗でいたいさ」と優しい表情で語る母・町子の姿や、仲の良い家族だった頃の美しくも懐かしい思い出の数々が映し出され、松田るかが自ら唄う「かなさんどー」の曲が物語を彩っていく。 映画『かなさんどー』は、2025年1月31日(金) 沖縄先行、2月21日(金)より全国公開。
otocoto編集部