ラーメン柄のバットで「マルタイ」PR 野球日本選手権・西部ガス
6日の第49回社会人野球日本選手権大会で、トヨタ自動車(愛知)との準々決勝に臨んだ西部ガス(福岡)は、試合前のシートノックで1回戦から欠かさず、ひときわ目を引く「黄色いバット」を使っている。実はこのバット、九州発祥の即席棒ラーメン「マルタイラーメン」のパッケージ柄がプリントされた特別なデザインだ。 【写真特集】試合前のノックで使用される「黄色いバット」 細長いバットを西部ガスのグループ会社であるマルタイ(福岡市西区)の看板商品「マルタイラーメン」に見立て、試合前に使ってPRするのが目的で、昨年の都市対抗野球大会から始めたという。ノックを打つ鈴木聡志コーチも「全国の舞台でグループ会社をアピールできる」と意気込む。 西部ガスの広告のアピール先は九州が中心だが、ラーメンは全国で知名度を上げたい。マルタイの広報担当者も「マルタイラーメン柄のバットを使ってもらえてうれしい。応援しています」とエールを送る。【長岡健太郎】