79分に均衡を破る

川崎が敵地で３発快勝。（C）AFC

　川崎フロンターレは11月26日、アジア・チャンピオンズリーグエリートのリーグステージ第５節でブリーラム・ユナイテッド（タイ）と敵地で対戦した。 【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開！ 　立ち上がりは相手に押し込まれた川崎だが、我慢の時間帯をしのぐと、徐々にボールを握れるようになり、自分たちのリズムで攻撃を組み立てていく。 　テンポ良くパスをつなぎ、相手ゴールに迫る場面を作るものの、なかなか決定的なフィニッシュに持ち込めない。31分には山内日向汰のスルーパスに抜け出したエリソンがボックス内で左足を振ったが、鋭い一撃は枠を外れる。 　スコアレスで迎えた後半、49分に橘田健人のスルーパスに反応した瀬川祐輔に絶好機が訪れるも、これは相手GKの好守に阻まれて得点には至らない。62分には山本悠樹のパスを受けた小林悠の落としからエリソンが狙ったが、シュートはバーの上。 　局面を打開し、チャンスを創出しながらも決め切れない。71分に遠野大弥の浮き球パスからエリソンがダイレクトで放ったシュートはポストに弾かれる。 　１点が遠い川崎だが、79分にようやく均衡を破る。右サイドから瀬川がふわりと上げたクロスに、ファーで三浦颯太が思い切りの良いボレー。ワンバウンドしたボールがネットを揺さぶった。 　さらに90＋４分に遠野、その３分後に神田奏真が加点。川崎が３－０で快勝した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部