【ONE】クラップダムが圧倒的な強さでまたも初回TKO勝ち
▼第13試合 キャッチウェイト (-65.32kg) ムエタイ 3分3R ○クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ) TKO 1R 2分47秒 ※レフェリーストップ ×フリオ・ロボ(ブラジル) 【写真】前蹴りでロボの前進を止めるクラップダム クラップダムはサウスポーのファイタータイプで、左ストレートを決め技とする元ルンピニースタジアム認定ライト級&スーパーライト級2階級制覇王者。2018年にはプロムエタイ協会ライト級王者の肩書を引っ提げて初来日。REBELSのリングで梅野源治とルンピニースタジアム認定ライト級王座決定戦を争い、4Rに強打で梅野を2度ダウンさせてのTKO勝利を収め、日本のムエタイファンにも強烈なインパクトを残した。 ONEには2019年9月から参戦し、2020年のONEバンタム級ムエタイトーナメントでは決勝へ進出したが、ロードレックに敗れた。2021年は1勝2敗、2022年は2勝3敗、2023年は4勝(3KO)1敗1無効試合。KO狙いのアグレッシブなスタイルはタイで人気を博している。前戦は2023年12月にファリヤ・アミニプールに初回KO勝ち。戦績は76勝25敗2分1無効試合。 ロボは2018年トヨタムエマラソン140ポンドトーナメント優勝、2021年オムノーイスタジアム147ポンド王座に輝いたタイを主戦場とするブラジル人ムエタイファイターで、センチャイ、パコーン、パンパヤックらと対戦。ルンピニーやラジャダムナンでも多数試合を行っている。ONEには2023年10月から参戦し、初戦はスーパーボールに判定負けも、2戦目の前戦ではカオナー・PKセンチャイムエタイジムにKO勝ち。61勝(32KO)26敗2分の戦績を持つ。 1R、いきなり右の縦ヒジを上から落とすロボ。そのまま前に出て首相撲からのヒザ、さらにヒジ。しかし、受けに回っていたかに見えたサウスポーのクラップダムが左ボディからの左フックでダウンを奪う。 左フック、左ボディと打ち込み、ロボが前へ出てくると下がって自分の距離を保つクラップダム。ロボは身長差を利した首相撲でヒザに行くが、離れるとクラップダムはすぐに左の連打。またも組み付こうとしたロボへクラップダムが左ショートフックを見舞ってダウンを奪う。 左フックの連打で畳みかけるクラップダムにロボの頭が左右に揺れてダウン寸前。レフェリーがここでストップした。クラップダムが圧倒的な強さを見せ、ボーナスを獲得した。
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【BreakingDown】トーナメント出場の山川そうきをRISE世界トーナメント覇者・田丸辰がボコボコにするも「めちゃくちゃガッツある」と絶賛
- 【RIZIN】欠場ケラモフの代役は“足関十段”今成正和「このタイミングで声がかかったのは(水ダウ)『足つぼ最強トーナメント』で優勝したから。(足つぼ)王者の名に恥じない試合を」=摩嶋一整と緊急対戦
- 【RIZIN】ケラモフ、ラギモフ、浜崎朱加らが欠場。摩嶋一整は今成正和と対戦。大島沙緒里がクレア・ロペスと対戦=2月24日(土)『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』カード変更
- 【UFC】中村倫也「セフード、メラブに“中村は絡んでくるよな”と思わせるような結果にしたい」──“怪物ぞろい”のバンタム級でUFC2戦目
- 【RIZIN】RENAがタイでファイトキャンプ。ミットを蹴る足の筋肉にファン驚愕、汗だくでランニング姿も