療養から復帰し、相方の中西茂樹（写真左）と抱擁を交わす那須晃行（写真右）（写真提供：ＭＢＳ）

いとこでコンビを組んでいるお笑い芸人・なすなかにし（那須晃行、中西茂樹）が進行役を務め、関西各地で「街のええところ＝ほめポ（ほめるポイント）」を探しながら街ぶらするバラエティ番組『土曜のあさはほめるちゃん』（ＭＢＳ）。５月１１日の放送では、長期療養から復帰した那須が番組に初めて出演する。 【写真】海原はるか・かなた師匠のサプライズ登場に驚くなすなかにし ２０２３年には「ブレイク芸人ランキング」で２位を獲得し再ブレイク、大阪ではロケの達人と称される松竹芸能所属のお笑いコンビ・なすなかにし。２０２４年４月２０日にスタートした同番組では進行役を務めるが、２０２３年１２月に脳梗塞を発症し療養していた那須に代わり、初回放送はますだおかだ・岡田、第２回と３回の放送はよゐこ・濱口が中西のパートナーを務めていた。今回の放送から那須が復帰し、番組４回目にてようやくコンビでの出演が叶う形となった。 ■ 番組復帰の那須、相方・中西の熱い抱擁でロケ開始 冒頭では、中西が「今までゲストの方とロケをしてきましたが、今回から那須くんです！ ようやく・・・待っていました！」と喜びをあらわにし、「すみません、ちょっとカメラを止めてもらっていいですか？」と歓喜のあまり那須への熱い抱擁から番組はスタート。 今回のロケ地に選ばれたのは、大阪・南森町（大阪市北区）。番組の成功と那須の健康を祈願するため、まずは「大阪天満宮」へ参拝に。参拝後、日本一長い商店街「天神橋筋商店街」を散策する２人は「朝の番組にぴったり！」と台湾朝食専門店へ入り、豆乳を使ったスープや甘くない揚げパンに舌鼓を打つ。 そして上方落語専門の定席「天満天神繁昌亭」の前では、那須の復帰を祝してベテラン漫才コンビ・海原はるか・かなたがサプライズ登場。さらに「病を吹っ切れ、という思いを込めて吹いたって！」と提案された那須がまさかの展開に驚きつつも、はるか師匠の髪の毛を噴き上げるという鉄板の髪吹き芸に挑む。 ■「本当に大阪はあったかいな」街ぶら中に感じた温かい声援 久々の２ショットでのロケを振りかえり、「手応えしかないなぁ」「こんなに楽しいロケをおこなえるとは」と満足げな那須と中西。「久しぶりに大阪の局の番組が始まってうれしいですね。感慨深い。」と話す那須は、ロケ中に街の人々からたくさん声をかけられたと明かし、「本当に大阪はあったかいな、と感じました。『那須くん、おかえりなさい』って。知ってくれていたんだ、病気で倒れたこと。やさしいね、みなさん」とコメント。「那須くんに声かけながら通り過ぎる自転車、何台あったか」と中西もうれしそうに語った。 このほか、芸人なら絶対気になる「すべらんうどん」や、まさかの商品を販売する薬局、四柱推命占いが人気の老舗喫茶店などを訪れ、南森町のほめポイントこと「ほめポ」を探していく。この模様は、５月１１日・朝６時半から放送される。