工場夜景クルーズ 大分市の新たな観光スポットとなるか? 18日からモニターツアー開始
大分市が新たな観光スポットとして工場地帯の夜景を海から観覧する夜景クルーズを打ち出し、15日夜から実証事業が始まりました。 【写真を見る】工場夜景クルーズ 大分市の新たな観光スポットとなるか? 18日からモニターツアー開始 大分市は来年4月からのデスティネーションキャンペーンにあわせて、工場夜景クルーズを新たな観光スポットとして開発する計画です。ルートは西大分港を出発するコースと乙津泊地を出発する2つで、18日から始まる一般向けのモニターツアーを前に報道関係者に概要が公開されました。 中島記者:「こちらに今みえますのは日本製鉄のシーバースです。高さもあって間近でみるととっても迫力があります」 普段は近づけないシーバース。運ばれてきた鉄鉱石や石炭を船に荷揚げするための岸壁で世界で初めて大分で採用された設備です。このほか様々な工場群の夜景を楽しめるほか、ガイドも乗船し大分が誇るコンビナートの魅力を楽しめます。 今回のモニターツアーは1時間で料金は1人500円。大分市は体験者にアンケートを実施し、本実施に向けた料金やコースを検討します。 (大分市観光課・高橋和志さん)「大分市に世界一とかそういったものがあるということをご存じない方がたくさんいらっしゃると思います。こうしたクルーズを通じて大分市の強みがあるということを知ってもらいたい」 このモニターツアーは12月末までの計7日間実施され、市は結果をもとに民間での事業として独立させたいとしています。
大分放送