JR九州・中野監督「全部の底上げが必要」 社会人野球日本選手権
第49回社会人野球日本選手権大会は第9日の6日、京セラドーム大阪で2回戦があり、JR九州は今夏の都市対抗優勝の三菱重工Eastに1―9で敗れ、第38回大会(2012年)以来となる11大会ぶりの8強入りはならなかった。JR九州・中野滋樹監督の試合後の主な談話は次の通り。 【熱戦を写真で】 JR九州 vs 三菱重工East ◇JR九州・中野滋樹監督 <逆転負け> 前半は良い試合運びをしてくれましたけど、最後は力の差が出たかなと思います。3番手の平野(皓清)は若い選手(2年目)ですけど、最後は四球で負けているので、しっかり勝負してこういう舞台でやっていかないといけませんし、課題も明確になって、そういうところを練習で詰めていければと思います。 <先取点を取った場面は初球攻撃が目立った> チャンスの場面ほど積極的にいこうという話をしていましたので、良い形になったのかなと思いますね。 <2番手・井上翔夢投手は2死までは良かった> もう一つでしたけど打った打者が良かったかな、と思います。井上は良く投げてくれましたし、責められないですね。 <今季の収穫と課題> 全部の底上げが必要かなと思いますが、ただ久々に全国大会に出られて、選手もそれぞれ感じるところがあると思います。この舞台で1勝できたということと、(スタンドの)社員の方々との一体感というか、そういうものを選手が感じることで取り組み方だったり姿勢だったりが変わってくるんじゃないかと思いますので、それが収穫かなと思います。それをどう今後につなげていくか期待したいですね。