Victorのオープンイヤー型イヤホンは「耳疲れない」「外音聞こえる」「低音もイイ!」【今日のライフハックツール】
昨今、外音取り込み機能付きや、骨伝導タイプなど、周囲の音を遮断しないイヤホンが人気です。 Victorのオープンイヤー型イヤホンは「耳疲れない」「外音聞こえる」「低音もイイ!」【今日のライフハックツール】 こうしたイヤホンは、音楽など趣味の世界に没入するためのイヤホンとは別の方向に進化をはじめたと言っていいでしょう。 今回、お借りすることができたVictorのnearphones『HA-NP35T』は、そんな新しい方向性で最先端を走っているイヤホンのひとつ。 具体的な使用感など、レビューしてみようと思います。 【「nearphones『HA-NP35T』」はこんな人におすすめ!】 イヤホンで周りの音が聞こえないと不安 低音もしっかり聴けるオープンイヤー型イヤホンが欲しい 耳栓のようなイヤホンの圧迫感が苦手 JVCケンウッド Victor ワイヤレスイヤホン bluetooth nearphones 耳をふさがない ながら聴き テレワーク 耳掛け イヤーフック 最大17時間再生 ブラック HA-NP35T-B 10,000 -7% Amazonで見る
着け心地が軽い
ところで人間の耳は、都合のいいフックとして多用されていますよね。 筆者のようにメガネを使っている人なら、マスクにイヤホンまで着けると、ご覧のような状態になってしまいます。 こうなってしまうと、『HA-NP35T』が煩わしく感じてしまうのではないかと思われそうですが、実際のところ心配は無用です。 耳たぶを挟んでいるわけではなく、乗せているだけなので、圧迫感はほぼゼロ。かといって、耳の形に沿った形状になっているので、落ちそうな不安定感もありません。 実に上手くデザインされていて、装着感の軽さは特筆ものです。
単なる極小スピーカーではない
カナル型全盛の今でも、音に広がり感があるオープンイヤー型は根強い人気を持っていますね。 『HA-NP35T』を従来のジャンル分けでカテゴライズするなら、このオープンイヤー型ということになるでしょう。 しかし耳の穴をふさがず、少し上で音を鳴らすという仕組み上、音質の面ではどうしても不利にならざるを得ません。 そこで『HA-NP35T』は、音質を犠牲にしないように、“バスレフ構造”という低音を増幅するシステムを搭載。 外側に開けられている楕円状の穴が、存在感のある低音を生み出してくれています。 中~広域の音がダクトから漏れるのを防いでいるというのは、イヤホンから漏れ聞こえてくるシャカシャカという雑音をカットしているという意味ですね。 これによって安っぽい音になるのを防ぎ、さり気なく流れているBGMのような音を感じることができるというわけです。 ちなみに、周囲の人に不快感を与えないように、音漏れを極力減らす工夫もされているので、よほど大音量を鳴らさない限り、ほぼほぼ問題になることはないでしょう。