全米オープンのシングルス予選がスタート。男子では望月慎太郎、女子では本玉真唯と日比野菜緒が初戦突破【テニス】
今年最後のグランドスラム、全米オープンのシングルス予選がスタート
現地8月19日、今年最後のグランドスラムとなった「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)の男女シングルス予選が行われ、男子では望月慎太郎(木下グループ/世界ランク155位)、女子では本玉真唯(安藤証券/女子同110位)、日比野菜緒(ブラス/女子同157位)が予選2回戦進出を果たした。 【動画】望月慎太郎が全米オープンに2度目の挑戦 予選1回戦ハイライト 19日から22日まで行われる全米オープン予選。3試合を勝ち抜けば本戦の出場権を手にすることができる。 予選初日に登場した望月は、全米オープンに2度目の挑戦。マーティン・ダム(アメリカ/同203位)との予選1回戦では、第1セットをタイブレークの末に6-7(7)で落としたものの、第2セットを6-1で取り返すと、最終セットは第10ゲームでのマッチポイントをしのぎ、10ポイントマッチタイブレークの末に7-6(7)。2時間59分の激闘を制して、昨年に続いて予選2回戦に駒を進めた。次戦では第22シードのロマン・アンドレス・ブルチャガ(アルゼンチン/同124位)と対戦する。 昨年は見事3試合を勝ち抜いて本戦入りを果たしていた島袋将(有沢製作所/同241位)は、ガブリエル・ディアロ(カナダ/同144位)に6-4、5-7、3-6と逆転負けを喫し、予選1回戦で敗れた。 女子シングルス予選第4シードに入った本玉は、4年連続4度目の全米オープン予選に挑戦。1回戦でアナスタシア・チホノワ(女子同183位)を相手に第1セットを3-6で失ったものの、第2セットは7-5で挽回し、最終セットは3度のブレークに成功して6-1と逆転勝ちを収めた。予選2回戦ではデスタニー・アイアバ(オーストラリア/女子同180位)と対戦する。 また、3年連続で予選からの出場となった日比野は、1回戦で予選第14シードのアンカ・トドニ(ルーマニア/女子同122位)と対戦。0-5から挽回し一度は追いついたものの5-7で第1セットを落としたが、第2、最終セットはブレーク合戦を制して、6-4、6-4で連取し、クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス/女子同232位)との予選2回戦に進んだ。 予選2日目となる現地20日には、男子では内山靖崇(積水化学工業/同197位)が、女子では齋藤咲良(富士薬品/女子同156位)と柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/女子同218位)が登場する。
Tennis Classic 編集部