【中日】岩崎翔を支配下登録 背番16は古巣ソフトバンク戦に「いきなりグラウンドに現れるのが一番いい」
中日は4日、育成の岩崎翔投手と支配下契約を結んだと発表した。再び、背番号「16」のユニホームに袖を通した34歳右腕は「1軍は結果がすべて。そこにこだわって抑えていきたいし、若い子に負けないように、いいパフォーマンスで投げたい」と決意を新たにした。 岩崎は、ソフトバンクにFA移籍した又吉の人的補償として、21年オフに中日加入。22年3月26日の巨人戦(東京ドーム)で、右肘の違和感を訴えて、離脱した。リハビリを受けていたが、同年9月に右肘内側側副じん帯再建術(トミージョン手術)などを受け、同11月に育成選手契約を結んだ。 今季は、2月22日の阪神との2軍練習試合(読谷)で実戦復帰。698日ぶりに登板し、1回1安打無失点。最速は152キロを計測した。ファームでは、ここまで16試合で防御率1・80。アピールを続け、2年ぶりの支配下をつかんだ。 4日から古巣・ソフトバンクとの3連戦(バンテリンD)が始まる。「(古巣の相手選手に連絡せず)いきなりグラウンドに現れるのが一番いいかなと思ったので、連絡はあまりしてなくて…きょう会えるのが楽しみです」と久々の再会を心待ちにした。 17年には最優秀中継ぎ賞にも輝いた。経験豊富なベテランが加わり、安定したブルペン陣の厚みが増した。
報知新聞社