「ハセベは誠実ね!」女性記者が長谷部誠ユニ姿…“日本代表に憧れる”インドネシア取材で「ハッとさせられた」菅原由勢や久保建英の言動とは
インドネシアサポとチームの一体感は想像以上だった
彼らにはそれほどまでに大切にしていた儀式があったのだ。 選手たちがセンターサークルのライン上に立ち、スタンドの方を向いて円形に並ぶ。そして、選手もファンも含め、スタジアムにいたインドネシア人たちが一斉に歌い出した。場内に流れたのは「TANAH AIRKU」という曲で、英語に直すと「My Country」という意味になる。歌って団結を確認するのが彼らのお約束だ。 筆者がその様子を眺めていると、その場にいたインドネシア人記者が教えてくれた。 「この歌は僕たちの誇りなんだ。みんなで歌うことで、僕らは一緒に戦っているのだということを確認しているのさ」 現地メディアのニュースでは、新たに帰化が認められてインドネシア代表に選ばれた選手の「あの歌を歌うのが楽しみだ」というコメントを紹介していたが、このことを指していたのだ。このときばかりは、代表チームとそれを取り巻くファンの一体感では、日本を上回るものを彼らは持っているのだと感じさせられた。
菅原のゴール後、瀬古と谷が取った行動とは
翻って、日本はどうだったか。 一つ言えるのは、代表チームはまとまっていたということ。日本代表は〈チーム一丸〉となって戦っていた。 そのハイライトが69分、菅原由勢のゴール直後だった。 菅原は62分から今回の最終予選で初めてピッチに立ち、「受け身になっている流れを変えてくれ。(伊東)純也とともに、前掛かりになっている相手の裏をついていけ!」という指示通り、伊東とのワンツーからゴールを決めたのはご存じの通りだ。 その直後、ピッチに立っている選手だけではなく、ベンチにいた選手から、ゴール裏でアップをしていた選手まで、全員が彼の元にかけつけた。 最初に抱きつきにいったのが瀬古歩夢で、最後まで菅原のお尻を叩いていたのが谷晃生。ともに最終予選で出番のない2人だったのも象徴的だった。 これまで、菅原は試合が始まるまで、来る出場機会のために黙々と準備をしていた。それでいて、試合が始まれば、選手としての自分は横に置いて、ピッチに立っている11人をサポートする仲間として走って水を渡しに行くこともあった。(https://number.bunshun.jp/articles/-/863357) それを知っているからこそ、怪我で未招集の谷口彰悟や伊藤洋輝も試合後にInstagramを通して、祝福のメッセージを送っていた。
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