「自分らしくいられる音楽」を届ける。上野大樹が語る、その意味とは
豪華アーティストが集結
上野はギタージャンボリーのオファーを受けた際の心境語った。また、同イベント特有の“静寂”については、大いに楽しみにしているという。 福ノ上:ギタージャンボリーは両国国技館の土俵を模したステージでの演奏するという珍しいスタイルです。360度観客に囲まれています。背後もとられている感じになって、ステージもクルクル回るんですよね。そういうライブはなかなか経験ないと思いますが、どうですか? 上野:昨年、僕も観に行かせていただいたんですが、すごいなと思いました。 福ノ上:このライブのオファーを受けたとき、どんな気持ちでした? 上野:単純に嬉しかったのもありますし、もちろん新人ではありますけど、たくさんの豪華な出演者と肩を並べるわけですから、自分も恥ずかしくない弾き語りをしたいなって、より身が引き締まったというか頑張ろうと思いました。 福ノ上:3月2日の面子ですが、上野さんのほかにもトータス松本さん、スガ シカオさん、竹原ピストルさん、TOSHI-LOWさん、大橋トリオ & THE CHARM PARK、河口恭吾さん、竹内アンナさん、さらにACIDMANの大木伸夫さん、Kenta Dedachiさん。先輩アーティストがズラリです。 上野:ヤバいですよね。僕も観る側としても、もちろん楽しみです。 福ノ上:ギタージャンボリーって、ちょっと特殊なところがあって。基本アコギじゃないですか。ギター1本であの会場を沸かせるという。そうすると曲が終わったあと、次の曲が始まる前にすごい静寂が訪れるんですよ。そのとき、曲を始める前の息を吸う音とかを、めっちゃ(マイクが)拾うんです。 上野:あれ、大好きです。そういう場所もなかなかないじゃないですか。こんな静かな場所みたいなのも。家でもなかなかないので、その空間で歌うのも大好きです。静寂も楽しめちゃうというか。 福ノ上:静寂を楽しめる人は、ロマンチストだと思います。 上野:(笑)。 上野はギタージャンボリーでの「ここを聴いてほしい」というポイントについて語った。 上野:僕はギターをいつも2本使うんです。アコースティックギターとガットギターの2本使いでやるので、全然ガットとアコースティックの音色の幅が違うんです。ガットってちょっとピアノっぽい響きになることもあるので、そういう部分でも楽しんでいただけたらなと思います。 「J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2024 supported by 奥村組」の詳細は、公式サイトまで。