ガソリン価格、1年3か月ぶり180円超え…政府の補助金減って全都道府県で上昇
資源エネルギー庁が25日発表した全国のレギュラーガソリンの平均価格(23日時点、1リットルあたり)は、前週より4・8円高い180・6円だった。値上がりは7週連続で、2023年9月以来、1年3か月ぶりに180円を超えた。政府が石油元売り会社への補助金を減らしたためで、全都道府県で上昇した。
政府は11月、ガソリンの補助金を段階的に縮小する方針を決定。175円程度としていた全国平均価格の目安を12月19日から180円程度に引き上げた。補助金による価格抑制効果は12・0円で、前週の13・9円より減った。
25年1月16日に目安が185円に引き上げられるため、さらに値上がりする見通しだ。