DeNA・牧秀悟、来季は勝負強さにこだわる!「そこをもう一回目指して」得点圏打率・350目標
DeNA・牧秀悟内野手(26)が26日、神奈川・藤沢市内でアドバイザリー契約を結ぶ三共スポーツの野球ブランド「シュアプレイ」が主催する野球教室とトークショーに参加し、得点圏打率・350に照準を定めた。4年目の今季は本来の勝負強さを発揮できなかっただけに「そこにこだわっている。そこをもう一回目指してチームに貢献できれば」と来季を見据えた。 今季は133試合で打率・294、23本塁打、74打点と好成績を残したが、得点圏打率は・248にとどまった。8月に打線の中心を外れ、シーズン終盤は2番を担った。「4番を打っていていいのかなという成績だった。不安な気持ちがありながら4番に座っていた」と精神面の課題を口にした。 得点圏打率は1年目から3年連続で3割を超え、昨季は・354を記録した。現役時代にシュアプレイとアドバイザリー契約を結んでいた鈴木野手コーチもイベントに参加し「本来は勝負強い選手。得点圏打率3割5、6分くらい打ってくれればチームの力になる」と期待を寄せた。 牧は野球教室で子供たちに打撃の手本を示し、柵越えを披露。「弱気にならないこと。練習して自信を持って打席に立つこと」と説いた。その心構えが、ここ一番での鍵になる。(鈴木智紘)