漫画家活動の恋さん 「田中さん」問題 原作・脚本「全然違うプロ」キャラ変や大事な台詞飛ばしは嫌 双方納得は時間かかる
漫画家としても活躍するシャンプーハット・恋さん(小出水直樹)が31日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。番組では日本テレビが昨年10月期に放送したドラマ「セクシー田中さん」の原作者が亡くなった件を伝えた。 恋さんは漫画家の立場としては、登場人物のキャラクターや、大事にしてるセリフは譲れない部分になると説明。「伝えたいことを伝えられないのは物凄い残念」とした一方、「ドラマになると、テレビ局側も毎回山場がいるから、時間の調整しなくてはいけないから漫画通り描けないので、そこのせめぎあいはどっちも納得するには凄い長い時間がかかると思います」と語った。 「実写になるとある程度違うくなるのは分かるけど、こんなセリフは言わさないでほしいとか、思ってる言い回しと違うニュアンスのとらえ方が変わるのは嫌ですね」と説明し、「だいぶ内容が分かるのならば、好きなように展開してくださいと言う方もいれば、自分が思ってる核の部分だけは残してくださいと言う方のほうが多いと思います」とした。 一方で「原作の方と脚本の方は仕事も全然違う。脚本の方はそっちのプロで、漫画を知らなくても見れるように作るプロだと思う」と指摘した。 今回の件を「脚本家の方もこの作品を広く見てほしい気持ちはあったと思うんで、すれ違ったのは凄い残念。本当の根幹は一緒やと思うんですけどね」と語った。