LME銅、1万ドル近辺で推移-供給逼迫懸念根強い
(ブルームバーグ): 22日のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は1トン=1万ドル近辺で推移し、一時2年ぶり高値を更新する場面もあった。投資家の間では、鉱山会社が需要急増への対応に苦戦するとの見方が根強い。
非鉄金属相場はここ数週間に幅広く上昇しており、銅はこの日9988ドルに値上がりして始まった。米国や中国などの製造業活動の改善の兆しが金属相場を押し上げているものの、地政学的リスクや金融政策を巡る不確実性の再燃が明確なリスクとなっている。
LME銅は一時1.1%高の9988ドルまで値上がりした後、47ドル安の9830ドルで終了。亜鉛やスズも下落した。
原題:Copper Homes in on $10,000 a Ton as Supply Angst Continues、LME 3-Month Copper Closes Lower; Tin Drops (抜粋)
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